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お客様の声

お客様に聞く - Mさんご夫婦(長野県 安曇野市)

M邸は昭和40年代におじいさまが建てられた家を2年前二世帯住宅に改築しました。一軒の家の中がご両親と新婚のご夫婦のスペースに完全に区切られています。今回は新婚のご夫妻のお住まいでお話を伺いました。


地域:安曇野市穂高
家族構成:ご主人様31歳  奥様31歳
(同じ住宅内の完全に区切られたお隣に)お父さま(68歳)・お母さま(60歳)
お引渡し:平成19年12月

※ 掲載写真は取材時および施工時に撮影したものです。
もくじ
1.話合いの中、じいちゃんが建てた家を残すことはごく普通に決まりました。
2.確信をつく棟梁の言葉と、 重ねたコミュニケーションで生まれた様々なアイディア。
3.両親とのちょうどいい距離を保ちつつ、コンパクトにすべてが揃う心地よい空間。

■話合いの中、じいちゃんが建てた家の残すことはごく普通に決まりました。

- 改築を決断された経緯をお聞かせください。 -
改築を決断したというより、結婚を機に家をどうするか山共さんに相談したら、「家を残そう」というプランであっさり意見がまとまりました。じいちゃんとばあちゃんの思いのある家を残せるなら残したい、叔父や叔母が帰った時もうれしいのではないか?そんな気持ちもありました。山共さんと方針が決まると、そこからはまったくブレずに進んでいきまいした。(ご主人様)

- 山共建設をお選びいただいた理由はなんでしょう? -
山共さんの名前は前から知っていましたが、じいちゃんが建てたこの家も実は、山共さんで建てたものと聞いて驚きました。両親も山共さんのことは知っていたし、ご近所も山共さんで建てた家がいくつかあったので、不安はなかったですね。(ご主人様)

山共建設の設立は1921年。戦前から長野県中信地区を中心にたくさんのお宅を施工し、たくさんの方々のご信頼をいただいております。

■確信をつく棟梁の言葉と、重ねたコミュニケーションで生まれた様々なアイディア。

- 山共の施工はいかがだったでしょう? -
社長がずっと来てくれたので心強かったですね。打合せは必ず夫婦揃ってしました。(ご主人様)
設計を担当してくれた方が女性だったので、話しやすかったです。すごく短い期間で建ってしまう家もありますが、うちはじっくり時間をかけて造ってもらいました。棟梁がとても丁寧な方で本当によかったです。(奥様)

-施工中はお茶をいただいたり、お話をきかせていただきありがとうございました。職人の腕はいかがだったでしょう? -
左官屋さんが塗ってくれた漆喰の壁はものすごくツルツルで、腕がいいなあと思いました。住宅メーカーに勤めていた友人が遊びにきた時「すごい漆喰だね」とビックリしていました。(ご主人様)
お義母さんがいつもお茶をだしてくれたり、わたしも時間があるときはまめに顔をだして棟梁と話をしてるうちに、すっかり仲良くさせてもらって、いろいろアドバイスしてもらいました。棟梁は毎日現場に来ているので、曇った日や雨の日の我が家の状態もよくご存知で、「晴れの日ばっかりじゃねーから、天窓があったほうがいいぞ」といってくれて…。それでついたこのキッチンの天窓は今とても気に入っています。(奥様)
そんなふうに現場での変更が多かったんですが、村山さん(山共担当者)と棟梁の仲がよかったので、急でもすぐ受け入れてもらって有難かったです。他ではこうはいかなかったかもしれませんね。(ご主人様)

-こだわった点は? -
システムキッチンの赤い色にはこだわりました。棟梁は「なんだこれ!」って驚いてましたが(笑)。キッチンテーブルも棟梁が作ってくれて、カラトリーが入る引き出しはすごく便利です。この家は棟梁が作ってくれた造りつけのものばかりで、家具はほとんど買ってませんね。(奥様)
あとは自分が背が高いので、鴨居の位置を10センチ高くしてもらったのは嬉しいですね。 (ご主人様)

■両親とのちょうどいい距離を保ちつつ、コンパクトにすべてが揃う心地よい空間。

-住んでみていかがですか? -
友人が来るとみんな「何だか落ち着くね」って言うんです。友人の子供たちはなぜか家に来るとみんなおとなしくなるんですよ。(笑)(奥様)
夜は大きな蛍光灯はなくて、間接照明のような黄色の明かりだけなので、さらにリラックスできます。旅館にいるような気分ですね。(ご主人様)
コンパクトな空間なので、ストーブ1個か、エアコンをちょと入れれば間にあってます。夏涼しく、風通しがいい、昔の家のよさは残っていますね。(ご主人様)
平屋に憧れがありました。ここはコンパクトでとても気に入ってます。(奥様)

-ご家族の思い出はどんな所に残っていますか? -
広かった縁側は居間の一部になりました。昔の柱も各所に残っていて思い出があります。もちろん庭の景色は小さいころのままですし…。自分が学習机に使っていた松本民芸家具のライティングビューロも、シールや何かをはがして、ここで使っています。 (ご主人様)
おじいちゃん、おばあちゃんが使っていたテーブルやおじいちゃんがどなたかからいただいた朝鮮の家具もこちらに持ってきました。昔使っていたものが
すんなりよく馴染みますし、とても気に入ってます。(奥様)

-完全に中で区切られた二世帯住宅というのはいかがでしょうか? -
完全に仕切られた空間ですが、お隣同士しょっちゅうお鍋をもっていったりきたりしています。旦那の帰りが遅い時も、となりにお義父さんとお義母さんがいてくれると思うだけで安心ですね。「今日は夕飯○○だけどいっしょに食べる?」なんて誘ってもらったり、すごくいい距離が保てていると思います。友人や実家の家族が気兼ねなく遊びにこれるのもいいですね。お風呂は共用という二世帯住宅も多いと聞きますが、うちはお風呂も別にあるし、生活のペースが違っても気兼ねない生活ができています。いつでも改築でつなげようと思えばつなげられるし、将来子供ができたりいろいろ生活が変わっても、選択肢があるので安心だし、未来がある家だなあと思います。(奥様)

-お父様、お母様はどんなご感想でしょう? -
家づくりについてはお義父さんとお義母さんがいろいろ教えてくれました。床下収納なんかもお義母のアドヴァイスです。二世帯住宅に関しては私は一つの家でもよかったけど…(奥様)
父や母はじいちゃんばあちゃんと完全な同居で、苦労とまではいかなくても大変な面もあったのか、そういう経験から自分たちから完全な2世帯にと言ってくれました。外からは完全な同居に見えますけど…(笑)。叔父や叔母が見に来た時も、あそこは仏間だった部屋だとか、あそこの柱はねー、なんて話になり、そのときは本当に改築してよかったなー、古いものを残すのは本当に大事だなーと改めて思いました。新築ではそうはいかなかったかもしれませんね。(ご主人様)


いい家が出来るには施主様と現場監督さんや職人さんとのコニュニケーションの良さが不可欠だなと感じました。ご夫婦そしてお父さまお母さまが皆で心地よい距離を保ちつつも仲のいい様子が伺える、たいへん爽やかなご家庭でした。

お忙しい中、ありがとうございました。

※ 取材日時 2009年7月