建築事例ご紹介致します。②
木曽 宮ノ越宿。先祖から大切に受け継がれる元の旅籠が宿場の佇まいを甦らせました。築126年の元旅籠(となりや)は宮ノ越に宿場が誕生した1630年頃に開業し、1945年まで約300年間営業していました。
1884年建立した民家は一度すべて解体され、構造材・柱材・造作材・階段材・建具・欄間などが丁寧に取り出され、熟練した職人の手によって再生されました。
通り沿いに建ってましたが、前面に駐車場を設けるため、通りから6m程離れて再生されました。
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幅約1.4mの階段。材料はそのまま新しい家に使用しました。
材料は今では得難いサクラで造られていました。
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上座敷。床まわり、書院の材料はそのまま新しい家で使いました。
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2階で使われていた棚間は場所を変えて、吹き抜けに使われています。
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