建築事例ご紹介致します。④
創建されて300年、民家再生された”和ダイニングしらかわ”
元禄時代に創建された民家は幾度かの改修を経て、大切に残されていました。
<再生前>寺子屋として使用されていた時代もあった元禄時代の本棟造り。
<解体>解体工事は取り除く部分と、残す部分を分けながら、時間をかけて丁寧に行われました。
<解体>元々の柱や梁は残され、傷んだ部分などは取り払われました。
<基礎>建物を60㎝程度揚げて、コンクリートを打ち完成した基礎の上に建物を下ろします。
傷んだ屋根は新しい材料で創り変えられました。
梁や桁は古材を再利用しています。
昔の小屋組に新しい屋根がかかり、これで安心です。
熟練した職人による漆喰塗りは、日本建築の象徴でもあります。
珪藻土で仕上げられた土間。
新しい材料は元々の柱や梁と違和感が出ないように塗装して仕上げます。
完成写真